【フルキャスト単発】家具・家電の配送助手の仕事をやってみた。

こんばんはトレンディパパです。

私は生活費と趣味にかかるお金を捻出すべく、大手人材派遣会社フルキャストに登録しております。

本業の休日の合間を縫って様々な単発バイトに申し込んでいるのですが、今回はニトリの配送助手の仕事が舞い込んできたので、実際に働いてきてみた感想を述べたいと思います。

今回はニトリでしたが、他の配送助手の仕事もこれと大差ないはずなので、これから登録をしようという方にも参考になれば幸いです。

それではどうぞ。

労働条件

まず気になるのが時給ですが、1000円です。なかなか悪くない時給ですが、業務内容にもよりますね。

時間は8時から17時まで。

休憩時間はお昼の一時間ですが、これは期待しない方が無難です。配送の仕事というのはお客さんの都合や、時には不在の場合もあるので時間の段取りが非常に難しいので。

なので、昼食をどうしても取りたい方はおにぎりなどを持参して、移動の合間に済ませるしかありません。

ここだけ聞くとマイナスな要因に捉えられがちですが、しっかりとしたお昼休憩が取れなかった場合は、その分も時給に加算されます。つまりお昼休みになるはずだった1時間分の時給がもらえます。いいのか悪いのか分かりませんが、稼ぎたい方には嬉しいシステムなのではないでしょうか。

仕事内容

では肝心の仕事内容の説明に移りたいと思います。

募集要項にはいかにも、「誰でも簡単にできる仕事」のように記されていますが、実際はそう簡単にはいきません( ノД`)シクシク…

私は本業もトラック運転手なので何とかなりました。

持ち物

配送の仕事など、荷物の運搬をするのなら必ず軍手を持参してく台。無いと手がズタボロになります。そして必ずラバー付きの軍手!!

ラバーがないと段ボールがするすると滑って持ちづらいので、握力がいくらあっても足りませんから。

次に履き物ですが、安全靴をおススメします。重い荷物を足に落としたら怪我しますから。そして出来れば脱ぎ履きのし易いもの。お客さんの家に頻繁に出入りするのでその度に面倒な着脱をしていたら仕事になりませんからね。

現場にもよりますが、カッターやハサミなどがあれば便利です。

新品の荷物を開封するときはもちろん、空の段ボールを潰してコンパクトにするときなど、用途は様々。フルキャストの指定する持ち物には記載されていませんでしたが、一応持っていったらドライバーさんに褒められました。

服装ですが、出来れば長袖がいいですよ。段ボールって意外と肌をスパスパ切り裂きますから………。

そして最後に一番大事な持ち物。

栄養ドリンク!!!

午前と午後に一本ずつ飲んどきましょ。

出発の流れ

トラックは市街地にもスイスイ入っていけて、尚且つ路駐しても害が少ない2tトラックを使用していました。

荷物の積み込みは前日にドライバーさんが済ませておいてくれたようで、朝一ですぐに一件目の現場へと向かいます。

運転はニトリの方(正確にはニトリの下請け)がしてくれるので、配送助手は助手席で目的地へ。

現場での作業

現地に着いたらまずお客さんに笑顔であいさつです。

その後、床や壁を傷付けないように養生します。小さい荷物で壁への接触の心配がない場合は省くこともあります。

家具の組み立てはほぼドライバーさんがやるので、我々はひたすら組み立て前のバラバラの家具を開封し、家の中のドライバーさんに届けてあげます。

どうしても一人では組み立てられないものもあるので、その時は手を貸してあげましょう。

ドライバーさんが組み立てをしている間、空になった梱包資材を片付けておきます。これを怠ると次の現場での作業がしづらくなります。

ゴミは、段ボール・発泡スチロール・ビニール・紙と、細かく分けてゴミ袋に入れておきます。これをやらないとゴミ収集の人が持って行ってくれないらしいです。

文章にすると簡単に聞こえますが、新品の家具を開封・搬入しつつ、合間を縫ってゴミの片づけをするので、段取り良く進めないとドライバーさんの足を引っ張ってしまいます。頭の中で動線を組み立てながら作業していきます。

そして現場にもよりますが、使わなくなった家具を回収するというミッションがプラスされることもあります。

これがなかなか大変。例をあげると、新品の二段ベッドを入れる代わりに古い二段ベッドを回収するといった感じ。

この作業があるとトラックの荷台がてんやわんやになります。

せっかく荷物を届けてスペースが出来たと思ったらさらにデカい荷物が増えてしまうという無限ループ。

ドライバーさんは家の中で組み立て作業をしているので、トラックの荷台は全て助手に任せられています。なのでここでも頭をフル回転させてキレイに片付けていきます。

コツとしては、ゴミや回収した家具をトラックの片方に寄せて保管しておくこと。

私は右の後方に出来るだけコンパクトにまとめておきました。こうすることで、荷台の前の方にある新品の荷物を左側から引っ張り出すことが出来て、尚且つゴミを最後まで動かさずに済むので。素人さんは意外とこれが出来なくて作業がはかどらなくなるらしいです。

組み立てが終わったら、お客さんに確認してもらい、一つの現場が終了します。これをひたすら繰り返します。

ちなみに私が行ったときは一日11件の配送がありました。多いのか少ないのかは分かりませんが、きっちり17時に業務が終えたので良しとしましょう。たまにお客さんからジュースなどの差し入れがもらえます(^^♪

全ての配送を終えてニトリの倉庫に戻ると、ゴミ捨てと次の日の荷物の積み込みが待っています。最後まで気を抜かずに作業します。

給料

お昼休憩は取れなかったので実労9時間。この日1日で9250円もらえました。

私は本業もトラック運転手なのでそこまでキツイとは感じませんでしたが、全くの未経験の方が行ったら結構ハードな現場だと思います。

未経験者だと大変な理由

運送業界未経験者だと色々大変だと思います。

ドライバーさんに聞いた話ですが、未経験の方にはまずトラックの観音扉の開け方から教えなければならないとか。確かに触ったことがなければピンと来ない部分かもしれませんよね。

あと、ラッシングベルトってご存知ですか?

荷台で荷物が動かないように固定するためのベルトがあるのですが、それの使い方も未経験の方だとめっちゃ難しいんです!!

荷物の持ち方・動かし方にもコツがあり、それが分からずただ力任せに運んでいると無駄な労力を消費してしまいますからね。

ゴミや回収した古い家具を片側に寄せておく方法も、普段からトラックの運転手をしている方でなければ難しいかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか。

これからバイトに行く未経験の方のために書いたつもりでしたが、なんだかネガティブな話になってすいません(笑)。

確かに作業は大変ですが、給料は悪くないし、一人ではないので困ったらドライバーさんに助けを求めれば済むだけのことですから。

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

それではまた次のぶろぐで。