【バンド掛け持ち過ぎ!】川谷絵音は天才だが○○○は出来ない!これまでの実績から紐解く彼の唯一の弱点とは。
こんにちはトレンディパパです♪
私が若い頃とは違い、現在ではサブスクなどが浸透してきており、スマホ一つあれば誰でも気軽にどこでも音楽に触れられるようになってきました。
CDが陳列されているお店はめっきり少なくなり、あの業界最大手のタワーレコードでさえ店舗を縮小して営業しているくらいです。
我々リスナーからすれば、店舗に出向かなくても手軽に好きなアーティストの音源を聞けるので非常に便利です。
アーティスト側からも、気軽に幅広い年齢層の人の目に留まりやすくなったなど、メリットも多いようです。その一方で、「楽曲の価値が下がってしまう」ことへの懸念もあるようですが。。。
今回スポットを当てて行くのは、様々な音楽へのアプローチが始まっている新時代を牽引するアーティストの一人、天才・川谷絵音氏です!
私も昔からファンで、ベッキー騒動後の評判が下がった時期にも変わらず彼の動向は追いかけてきました。むしろ、ベッキー騒動後の方が歌詞に深みが増したような気がして個人的には好きですし、騒動後の精力的な活動には目を見張るものがあります。
業界内でも評価が高く、天才の名を欲しいままにしている彼ですが、最大にして唯一の弱点を見つけました!あら探しです!
あくまで私の個人的見解ですので異論は認めます。コメント欄にてご意見をお待ちしております。
それではどうぞ!
天才・川谷絵音の能力
断っておきますが私は川谷絵音ファンです。「ゲスの極み乙女」だけではなく、彼の別ユニットの楽曲も全てリアルタイムでチェックしてきました。その辺のにわかファンとは違う目線で今回は書かせていただきます。
ゲスの極み乙女。 / ストリーミング、CD、レコード(完全生産限定盤/アナログ盤) [レコード] 価格:4,639円 |
①幅広い音域
言わずもがなですが、彼の歌唱力はずば抜けています。
低くて囁くような声で歌ったかと思えば、ファルセット(裏声)を多用した甘い歌い方も出来ます。
彼が作る楽曲と相まって、一度聞くとクセになってしまう曲ばかり。しかも聞けば聞くほど歌詞の意味が染み込んできたり、新たな発見があるので何度もリピートしてしまいます。
喉をしゃがれさせたようなシャウト系の歌い方は得意ではないのかもしれませんが、そもそも誰も彼にそんなことは望んでいません。
女性バンド内で女性ボーカルとともに歌う曲もいくつもありますが、イコカ様と同じ音域で歌ってみたりと、女性パート顔負けの高音ボイスも彼の持ち味の一つです。
②歌詞が多彩
絵音節とも言える独特の歌詞は聞くものを必ず虜にします。
意外にもどストレートなラブソングは多くはなく、照れ隠しのようなひねくれた歌詞で恋愛を描くことが得意なようです。
ストーリーテリングも器用にこなします。作り込まれたバンドサウンドと融合し、歌詞から景色が想像できてしまうから不思議ですよね。
思わずクスッとなるようなユーモアのある歌詞やタイトルも魅力です。
「フランチャイズおばあちゃん」って、タイトルだけ聞いたらなんのことやらさっぱりですけど、ちゃんと聞いてみると隠れた名曲だったり。。。。
逆に言えばタイトルで少し損をしている可能性もあるかもですね。直球なタイトルにしたほうがより多くの方に聞いてもらえるチャンスが増えるのかもしれません。まあ、本人たちはそんなことは微塵も望んではいないのでしょうけど。
③実はギターめっちゃ上手
こういう言い方は失礼かもしれませんが、あまりギターを全開で弾いているイメージはないですよね。
というのも、やはり彼は歌唱力と楽曲のクオリティの高さに注目されがちだし、実際曲作りに関して高い評価を得ているので、ギターのイメージが薄れています。
ですが、川谷氏のギターのスキルはめっちゃ高いです!
そもそもバンド内にギターは彼一人なのに、なんでそんな難しいことするのってくらい複雑に構成してあります。
普通のバンドのギターボーカルは、歌に集中するために比較的簡単なバッキングや伴奏程度にしかギターを弾かないものです。多くの場合自分の他にもう一人ギタリストがいるので、ソロや複雑な単音弾きなどはそっちに任せるもんです。
しかし川谷氏は、ギターソロもこなすし、得意のカッティングを多用したスタイルでガンガンギターを弾きまくります。歌もギターもこのレベルでこなせるのって日本にはいないんじないですかね。
キーボードのちゃんMARIが凄腕なので、自身も安心して上モノを好きなように演奏しているという感覚でしょうか。素晴らしいです。
④アイディアがまさに無尽蔵
indigo la End ・ゲスの極み乙女。・ジェニーハイ・ ichikoro ・礼賛の5つのバンドを掛け持ちしており、さらには自身のソロプロジェクト、楽曲提供など、とにかく精力的に活動している川谷絵音氏。
精力的に活動しているように周りからは見えても、彼自信は楽しんでやっているのでしょう、天才すぎるから(笑)
ギタリストとして参加しているバンドもあれば、楽曲提供まで行うものもあり、しかもコンスタントに音源を発表していますから、その才能はまさに底なしと言った感じです。
女性ボーカルのバンドでも曲はもちろん歌詞も提供しています。女性目線での恋愛の曲や、タピオカ大好きなOLの物語まで幅広く表現されています。
川谷氏は、「映画もあまり観ないし、本もあまり読まない。言葉がどこから出てきているのか自分でも分からない」というようなことをとある対談で言っていました。インプット無しであれだけ自由自在に言葉を紡ぎ出せるっていう時点で非凡です。
しかし、この底なしとも言える川谷氏の才能こそが、彼の唯一の弱点なのではないかと私は考えます。
その理由はこちら!
120点の曲を作ることが出来ない!!
私は川谷氏が作った楽曲はほとんど網羅していますが、本当にどれも素晴らしいものばかりです。
楽曲に点数をつけるのもおこがましいですが、川谷氏の楽曲は全てが95点以上のクオリティを有していると思います。
自分で歌うための曲はもちろん、女性ボーカルに歌ってもらう曲でもそのバンドの色を出しつつ、曲自体の強度も損なわない絶妙なバランスで制作するのだからすごいですよね。
ですが、何年経っても人々の心に残り続けるような曲を作るのは、今の川谷絵音氏には難しいと感じます。理由をいくつかに分けてまとめました。
①簡単に物事を決めがち
川谷氏は曲のタイトルやバンド名をなんとなくの直感で決めがちです。
インタビューでポロッと口にした言葉をそのまま曲のタイトルにしたり、尊敬しているアーティストの曲名からバンド名を決めたりなどなど。。。。
これまでそれでうまく行って結果を出してきているのでそのスタイルを変える気はないのでしょうが、何年先も人々の心に寄り添い続けるような曲を作るには真剣さみたいなものが欠けているように見えます。
もちろんその肩の力が抜けた感じが彼の真骨頂でもあり、そもそも彼自身が120点の名曲を作るつもりがない場合もあります。
ですが、川谷絵音のファンとしては、今後の日本音楽シーンに残るような金字塔を打ち立ててほしいというのも本音なのです。。。。。
②バンド掛け持ち過ぎ!!
忙しすぎ!!
ジェニーハイの楽曲を一日に4曲も完成させてしまうほど無尽蔵なアイディアの持ち主ではありますが、いくらなんでもバンドを掛け持ちすぎだと思います。それだけ一つのバンド、一つの曲に打ち込める時間と労力が分散されるということですからね。
前述した「簡単に決めがち」な性格も手伝って、もっと手を加えれば120点の曲になり得るのに、ある程度の完成度のところでこれで良しとしようとなってしまうのではないでしょうか。
少し手を広げるのを抑えて、一点集中した方が新たなアイディアも生まれそうです。。
まとめ
いかがでしょうか。
川谷氏はおそらく自分の限界がみたいのだと思います。
頭の中のものを全部出し切って空っぽになった経験をしたことがないのでしょう。
他のアーティストが、曲が書けなくて苦しんでいるということが理解できないくらい天才なのです。自分の限界を見てみたいという好奇心から彼はこのバンド掛け持ち状態を楽しみつつ続けていると予想します。
とは言え、彼の想像力は今後も尽きることはなさそうですし、もしかしたら120点の曲もいきなり出してくるかもしれません。その時は全力で謝ります(笑)
今後も彼の動向から目が離せませんね。
それではまた次のブログで。
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