【Dragon Ash】Kjこと降谷建志が歌詞に綴ってきた名言を5つ厳選してみました。

2021年11月6日

こんにちはトレンディパパです♪

皆さんにはぞれぞれ青春時代にすごくハマってヘビロテしていたアーティストがいると思います。年齢を重ねて、若いころほど音楽を聴かなくなってしまった人でも、そのアーティストの楽曲を聴くと青春時代が鮮明に蘇ってくるような。。。私にとってそれはDragonAshというバンドです。他にも何組も好きなアーティストはいましたが、20年以上経っていまだに新譜をチェックして聴いているのはこのバンドだけです。

今回はDragonAshが残してきた数々の名曲の中から、私が心に残った降谷建志の歌詞を5つまとめて選んでみました。本当はもっともっとあるんですが、収拾がつかなくなるので五選とします。もしかしたらパート2として続編を出すかも。。

それでは行ってみましょう!

DragonAsh

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感想(6件)

私が中学校の頃(1997年くらい)から活動していて、今なおオリコンやメディアを騒がせるモンスターバンド。

活動初期のメンバーは3人でしたが、その後メンバー加入や脱退、オリメンのIKÜZÖNE(馬場さん)の死など、紆余曲折を経て現在に至ります。

ロック、メタル、オルタナティブ、ラップ、ヒップホップ、レゲエなど、多様なジャンルを吸収し自分たち独自の音としてアウトプットしていくスタイルは、他のアーティストを寄せ付けない多様性があり、ロックバンドという括りよりもはや「DragonAsh」という一つのジャンルとして捉えた方がピンとくる感じです。

2000年代初期が全盛期という声をありますが、それ以降の作品でもヒットチャートにランクインしていますし、楽曲の深みも出てきて直近の作品の評価も高いです。私は全年代を通して好きですし、Kjのソロ作も好きです。めっちゃファンです!

今回の記事ではDragonAshの楽曲はもちろんのこと、Kjのソロ作品や客演なども含めて選ばさせていただきました。本当に数が多くて大変でしたが、今回の記事は全て私の好みで選んでいます。なので、皆さんの意見とは食い違う部分もあるかと思います。もっとすごいのがあるよという方は、是非コメント欄にてご教授願います。

それではどうぞ。

➡➡ZEEBRA対Kjがもしも無かったら。。。

DragonAshのパンチライン5選!

第5位!

どんなに転んだっていい

この空が淀んだっていいさ

大事なのは擦りむいた膝で立ち

笑って振り向いたときの価値だろ?

2007年2月21日に発売されたアルバム「INDEPENDIENTE」に収録の「Beautiful」からの名言。

このアルバムはラテン色が強く、Kj曰く、「ギターを歪ませないでいかにオーディエンスを盛り上げるか」にこだわった作品らしいです。その言葉通りエレキギターを多用せずにアコースティックギターの音色が耳に心地よい1枚に仕上がっており、リスナーがどんな心情のときでも傍らに寄り添ってくれるような優しさと力強さが共存する名盤です。

「擦りむいた膝で立ち」と「振り向いたときの価値」は、韻もしっかり踏んでいるしメッセージ性も高く、非常に好きなラインです。

若いころの彼らはイケイケで挫折も後ろを振り向くようなこともなかったでしょうが、ZEEBRAからの「公開処刑」事件などの経験を経て、こんなに深みのある歌詞が書けるようになったのでしょう。あの事件が無かったら今のDragonAshはどうなっていたのでしょうか。賛否両論ありますがそのことをまとめた記事も近々書いてみようと思います。

第4位!!

People unite!

さあ夢のshow timeへ
我ら運命共同体
時には挫折寸前の状態で 

漕ぐんだ船を航海へ

2009年2月4日にリリースされたシングル「運命共同体」からの私の好きなライン。

「繋がりsunset」をリリースした際のインタビューでKjが言っていましたが、仲間とか友達の曲は恥ずかしいからあまり書かないらしいです。数年に一度開ける引き出しだとも言っていました。その貴重な仲間系の曲は外れなはずがなく、DragonAshの中でも特に好きな曲です。

この頃のKjはまだ韻を踏むことにこだわっていて、少し無理やり感のある歌詞作りもなぜか癖になって何度も聴いてしまうKjマジック。さすがです。

ソロ活動や客演でも大忙しのKjですが、やはりバンドに対する思いは人一倍強いんですね。苦労を共に重ねてきた仲間に向けての彼なりの気持ちが大爆発した名曲です。

第3位!!!

時に俺達は喜び 心に綻び 一つ無い子供に

戻っては「時止まれ」そう祈って このまま星となれ
だがしかし過ぎ去る日々 What can I do?その意味が解らず
歳を取ったって 人はなぜ戸惑う 共に行こう 風の後を

Kjの別ユニット「Steady&Co.」でリリースしたシングル「春夏秋冬」からのライン。

アルバム自体はヒップホップ色強めですが、往年の名盤をサンプリングして作られたビートは非常にジャジーで聴きやすいアルバムです。Kj曰く、「楽器を弾けない奴が作ったサンプリングビートより、楽器を弾ける奴が作ったサンプリングビートの方が構成がカッコいい」とのこと。その言葉通り彼が作るヒップホップ調のトラックは、専門のヒップホップ系トラックメイカーに引けを取らない完成度です。

春夏秋冬はセールス的にも大成功をおさめて、フックの部分は小さい子供たちですら歌えるようなキャッチーなもの。それでいて歌詞をしっかり聴いてみると身震いするようなライムも散りばめられていて、尚且つ意味も深い。。。そりゃ売れるわ。この当時彼らは20代前半。恐ろしい音楽性です。

第2位!!!!

仲間達よ月日経ったって 片手に握ってた糧

もう片方の手には涙した 悔しさがあふれてはみ出した

あの頃を忘れてないんだぜ あの心は捨ててないんだぜ

一つだけ覚えておいてくれ 辛いなら大声で呼んでくれ

2001年3月14日にリリースされたアルバム「LILY OF DA VALLEY」収録の「My Friends’ Anthem」からのライン。

ここまで記事を書いてきてようやく気づきました。私はKjの仲間への曲が好きらしいです( ´∀` )

DragonAshの曲の中では私はトップ5に入るくらいこの曲が好きです。辛いことがあったりしたときはこの曲を聴いて、仲間のことを思い出して気持ちをリセットします。

第1位!!!!!

変わらない愛でごらん上を見て

黒、白、黄の手を 決して離さずに

上記のMy Friends’ Anthemと同じく、LILY OF DA VALLEY収録曲「花言葉」。ですがこちらは本編ではなく最後の曲が終わってから数分後に流れる隠しトラックです。初めてその仕組みを知った時はびっくりしました。当時は今のようにYouTubeもサブスクリプションもない時代でしたので、アルバムの最後の曲を早送りして一生懸命聴いていたのを思い出します。

Kjの叙情的な部分が全開の知る人ぞ知る名曲です。あんなにハードな楽曲ばかりの彼のもう一つの顔は非常に繊細で、日本のポップスとしても通用するようなメロディアスなフローと平和を願う歌詞は、ファンならずとも必ず心を揺さぶられるものがあるはず。

この曲をアコギのみで再現した曲がベストアルバムに収録されているのですが、そちらも必聴です。お洒落なカフェに流れてそうな感じ。

番外編

歌詞ではありませんが、Kjがインタビューで答えていた言葉が非常に印象に残っているので、そちらも紹介します。

オレはSNSはやらない。

せっかくアーティストとして言葉を発信する機会が与えられているのだから、言いたいことは歌にする。

男前!!

確かに彼はSNSを一切やっていません。それなのに世間に与える影響力はいまだに凄まじいものがあり、多くの若手ミュージシャンも彼をリスペクトしています。逆にSNSをやっていないからこそ言葉に説得力と希少性が産まれ、多くの人を魅了するのかも。。SNSで言いたい放題言ってるけど楽曲はいまいちなアーティストっていっぱいいますからね。

まとめ

いかがでしょうか。

あくまで私の独断と偏見で選んだ5選ですので異論は受け付けます。

ZEEBRAとのいざこざで心が壊れかけたKjですが、現在でも楽曲で私たちを勇気づけてくれていて本当に嬉しい限りですね!

曲を聴くだけですぐに青春時代を思い出せる、そんなDragonAshが大好きだし、これからも応援しています。

長々と読んで頂きありがとうございました。

それではまた次のブログで。