【パップテント】炎幕で氷点下の夜を乗り切れるか!?命がけの検証。

2019年5月16日

おはようございます、トレンディパパです♪

5月です。長かった冬が終わりいよいよ本格的なキャンプシーズンの到来ですね。

とはいえ、私が住んでいる東北地方ではまだまだ夜になるとガッツリ冷え込みます。場所によっては氷点下なんてことも…。

ですが一度火が付いたキャンプ熱は治まりません!

そこで今回は先日行ったキャンプでどうにか氷点下を乗り切った装備を紹介したいと思います。

岩洞湖オートキャンプ場

今回お邪魔させていただいたのは岩手県の「岩洞湖オートキャンプ場」です。

湖が望める最高のロケーションで、家族連れからソロキャンパーまで誰でも楽しめるキャンプ場です。

冬には湖面に氷が張り、ワカサギ釣りの方々でにぎわいます。つまり…それだけ寒い場所だということです…。

5月でも夜の予想気温は氷点下3度!!無謀か…。

装備品

それでは実際に氷点下の夜に立ち向かった装備品を紹介いたします。

初心者キャンパーなのでまだまだ充実した装備とは言えませんし、ベテランキャンパーの方から見たら鼻で笑われるかもしれませんが、今回の経験を糧に少しずつ買い揃えていきたいと思います(財布と妻に相談しながら)。

炎幕

ソロキャンパーならご存知の方も多いはず。

テンマクデザインの「炎幕」です。

不要なものを取り除いた武骨なデザインが多くのキャンパーの財布のヒモを緩めてきました。

コットン素材で使い込むほどに味が出てくるのも男心をくすぐりますね。

「炎幕DX]という商品もありますが私は迷わず普通バージョンを選びました。こっちの方がなんだか男らしいような気がしたので(笑)。

炎幕の外観

初心者なので張りが甘くてシワになっています( ̄▽ ̄;)

コールマン(Coleman) コット

炎幕には標準でバスタブ型のグランドシートが付属されています。ここにエアマットを敷いて寝るのが一般的ですが、今回はコットを入れて一晩越すことにしました。

グランドシートだと地面の冷たさが直に伝わり体が冷えやすくなると思ったので。

使用したのはコールマンの「トレイルヘッドコット」です。

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価格:6,853円
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感想(7件)

重量は9キロとなかなか重たいし、収納も約14×18×93(h)cmと決してコンパクトとは言えません。ですが広げた時のサイズは約190×87×40(h)cmと、大人一人が寝るには必要十分な広さと、何よりそのがっしりとした作りが魅力です。

私は身長168センチ、体重63キロなので余裕の広さです。

コットとしてはもちろん、荷物置やベンチとしても使えます。

スチール製のフレームにより80キロまで耐えられます。シートもパンッパンに張られているのでヘタるのはまだまだ先でしょう。

メッシュのサイドポケットも付いているので、財布やスマホなどを収納しておけます。

パップテントにコットを入れた状態

奇跡的なサイズで炎幕のポールとポールの間に収まりました。

高さが40センチと少し高くてテントの中では窮屈かなと思いましたが、横になってみると意外と身動きが取れます。寝袋のファスナーを閉めたりするのに手間取ることはありませんでした。

キャプテンスタッグ 封筒型シュラフ

寝袋にはキャプテンスタッグの封筒型シュラフを使用しました。

素材はポリエステル100%。中綿にもポリエステルが使われています。

値段に惹かれて(1600円!!)購入して後悔しました。なんと使用温度目安が15℃~の表記が…。自分の浅はかさを恨みますね。「夜の山をなめとるんか!!」と、購入時の自分に罵声を浴びせたい気分です。

とは言え買ってしまったものはどうしようもありません。さも当たり前のようにどや顔でコットの上に広げます。(ビビッて下に毛布を敷きました。)

キャプテンスタッグの寝袋

広げてみるとやはり薄くて心もとない感じは否めません。明らかに夏場の使用を想定して作られています。

これで氷点下の夜を越えられるのでしょうか。翌朝冷たくなって発見されたみたいなニュースにならないことを祈りながら夜を迎えます。

就寝

22時くらいにテントに入りシュラフに潜り込みました。この時点での気温はまだプラスの2℃くらい。

焚火をしながらキラキラの夜空を眺めていたせいで気分が高ぶりなかなか寝付けませんでしたが、お酒の力もありうとうととし始め、22時半には就寝。

寝始めの時はそれほど寒さを感じることなくスッと眠ることが出来たと思います。ギリギリまで焚火の近くにいたせいもあるのでしょう。

…………

深夜2時。トイレに行きたくなって目を覚ましたところ、異常な寒さに気が付きました。その時点での外気温は氷点下4℃!!!!

装備がバッチリのガチキャンパーの方々からしたら屁でもない気温なのでしょうが、軽装備の経験値ゼロの雑魚キャンパーの私からしたら命に関わる寒さです。

ですが、どんなに頑張ったところでこれ以上装備が増えるわけではありません。今あるもので何とか夜を越さなければ………。

そこで私が取った方法。

まず枕に敷いていたフェイスタオルを首に巻き冷気の侵入を防ぎます。着ていたパーカーのフードをずっぽりと被ります。シュラフの下に敷いていた毛布を、体の上に掛けるように使用してみます。

気休め程度の応急処置でしたが、これがどうにか功を奏して無事に朝を迎えることが出来ました。起きてからすぐに焚火を熾し暖を取ったのは言うまでもありません(笑)。いや~寒かった(笑)。

装備品の状態

朝になって装備品のチェックを行います。

炎幕には朝露が付いて、外側が水滴で濡れていました。コットン素材で水を弾くので軽く手で叩いただけで流れていきます。全体的に少し湿った感じはありましたが、設営したまましばらくすればすぐに乾いた状態になり、炎幕のポテンシャルの高さを実感しました。

炎幕のグランドシート

念のため敷いていたグランドシートは地面に接している面がびちょびちょになっていました。このおかげで自分の体に来るはずの冷気を防いでくれていたかと思うと愛おしくて仕方がありません。もう炎幕大好き(笑)

コットは自分の首元に当たる部分がちょこっと濡れていました。

シュラフと毛布は特に変化はありません。

➡➡初キャンプはレンタルをおすすめする3つの理由。

➡➡パップテントでソロキャンプin鞍掛山♪

まとめ

こんな軽装備でも生きて帰ってこられました!!

今回の経験を生かして少しずつ装備品を買い揃えていきたいですね。

寒かったですがそれも全てひっくるめて最高に楽しいキャンプとなったので、結果的に行ってみてよかったです。

家に帰ってから炎幕をもう一度広げてしっかりと乾燥させ、ファスナー部分に錆止めを施すなどのメンテナンスをしてあげました。手入れ次第ではそれこそ一生付き合っていける相棒だと思います。

道具は大事にすればするほど愛着も湧き、手に馴染んで使いやすくなってきますからね。

今回の経験を活かし次のキャンプも思いっきり楽しんできたいと思います。

それではまた次のブログで。