【RIZIN】クレベル・コイケVS佐々木憂流迦の勝敗予想!寝技巧者同士の戦いはどちらに軍配が挙がるのか。。
こんばんはトレンディパパです♪
数年前から異様な盛り上がりを見せる国内の格闘技イベント。
k1やボクシングなども相変わらずの人気ですが、その中でも【RIZIN】は別格のポジションにあるのではないでしょうか。
アウトサイダー出身の最強遺伝子、朝倉未来と朝倉海の朝倉兄弟。
キックの天才、未だ負け無しの那須川天心。
伝統派空手をmmaに落とし込んだ独特のスタイルで海外にもその名を轟かせる堀口恭司。
ボンサイ柔術でライジンライト級を制した人格者、ホベルト・サトシ・ソウザ。
その他にも各階級に魅力的な選手を集めたライジンは大晦日に大会が生放送されるほどの人気ぶりで、プライド全盛期の頃の日本格闘技を思い起こさせるような熱気に包まれています。
プライド全盛期の頃にはなかったいわゆるSNSを通しての選手同士の舌戦や、You Tubeでの格闘技普及活動、ネットニュースを格闘家が騒がせることもしばしば。
一度人気に火がついた選手は様々なメディアを使って自分の存在をアピールして、選手としての価値を自ら高めることができる時代となりました。
かつては試合でもらえるファイトマネーだけでは生活が苦しかった選手たちも、You Tubeなどでの副収入を得ることで、より格闘技に専念できる環境を得られやすいので、その分レベルは現代の格闘家は高くなっているでしょう。
ますます勢いを増すライジンから、今回は2月23日に静岡・エコパアリーナで開催されることが正式発表となったRIZIN TRIGGER2のメインイベント、クレベル・コイケVS佐々木憂流迦の勝敗予想をしていきたいと思います。
朝倉未来を失神させたクレベルのスタイル
クレベル・コイケは2021年の6月に開催されたライジン東京ドーム大会にて、ライジンの顔とも言える朝倉未来を2ラウンド一本勝ちで失神させるほどの実力者です。
ファイトスタイルは柔術家なので寝技が得意ですが、打撃もいわゆる下手ウマな感じで、独特な軌道から繰り出されるパンチや蹴りは相手からは見えづらいとされています。
テイクダウンで倒されて下になったとしても焦ることはなく、膨大な練習量によって体に叩き込まれた引き出しを開けまくってどんな体勢からでも極めにきます。
朝倉未来も、コーナーに追い詰められて下になっていたはずのクレベルに三角絞めで失神させられてしまったので、対戦相手からしてみれば自分に有利なはずのポジションでも決して油断はできません。
最近調子を落としている佐々木憂流迦
一方の佐々木憂流迦も寝技を得意とするファイトスタイル。
打撃できれいに試合を進めている姿はあまり見ません。
身長177cm、リーチ180cmのスラッとした体型から繰り出される各種関節技には定評があり、「摩天楼の寝技天狗」の異名で海外でも活躍していた選手です。
ライジンではバンタム級で参戦していましたが、朝倉海に顎を砕かれたり、前評判で格下と思われていた選手にギリギリ判定勝ちを収めるなど、圧倒的な強さを見せるまでにはいきませんでした。
前回の大会からは階級を一つ上げてフェザー級で参戦しましたが、堀江 圭功に破れもはや崖っぷち状態。
身長が高いので本来はフェザー級が最も適しているように思えますが、バンタム級よりもパワーが必要とされるのでその分のフィジカルを補えるかが今後の課題となってきそうです。
クレベルVS佐々木憂流迦の勝敗予想
それでは各項目ごとに二人の能力を分析しつつ、最終的な勝敗予想をしていきたいと思います。あくまでも私の独断と偏見なので異論は認めます。納得がいかない方はコメント欄からご意見をお聞かせください。
それではどうぞ。
フィジカル面
まずはフィジカル面から見ていきましょう。
クレベルは身長178センチ、佐々木憂流迦は177センチと両者とも非常に似通った体型です。
筋骨隆々といった感じではなく、しなやかな軟体動物を彷彿させる両選手。年齢も同じく32歳でアスリートとして最も油の乗ったいい時期です。
フェザー級へ転身して2戦目の佐々木憂流迦ですが、一戦目の堀江戦では動きにキレが無いように感じられましたし、打撃も軽そうでした。前回からどれだけフィジカルを上積みしてきたかにもよりますが、単純な体幹やパワーと言った面ではクレベル有利です。やはり海外出身の選手はもともとの体の作りが日本人よりタフですからね。
打撃面
打撃面ではわずかにクレベルに分があると思います。
なぜなら彼は、寝技が得意だから。詳しく説明します。
クレベルは柔術家なので寝技に非常に定評があります。
そのため対戦相手は、クレベルの寝技に付き合わないように打撃戦での勝負に出ます。今まで数多くの選手がその戦法を取ってきましたし、朝倉未来も例に漏れず打撃戦を仕掛けました。しかし結果はご存知のとおり。つまりクレベルは、打撃主体の選手が積極的に仕掛けてきても対応するだけの能力はあるし、それをいなして寝技に持っていくことも可能なのです。
これだけでもクレベルの打撃のレベルの高さは伺い知れます。
佐々木憂流迦は、バンタム級のスピードを持ち合わせていますが、如何せん目があまり良くないのか、度々相手から決定打をもらうことがあります。朝倉海にもそれで負けました。
クレベルは独特な変則的軌道で打撃を繰り出してくるので、佐々木憂流迦はそれにどこまで対処できるのか、そこが打撃戦での鍵になってくるのではないでしょうか。
寝技
今回は寝技巧者同士の試合。なのでグラウンド主体の塩試合になるのではないかとネットでは噂されています。実際私もそう思います。
佐々木憂流迦も寝技を得意とする選手なので、そう簡単に三角絞めなどは極めさせないとは思います。
クレベル選手はこれまでのキャリアで数多くの一本勝ちを収めてきていて、ノックアウト負けなどはほとんどありません。
試合が長引いてくるほどクレベルの有利になります。疲れてくると打撃のキレがなくなってきて、組み付きにくる選手が多いからです。しかしそうなったらクレベルの思うツボ。長い手足から蟻地獄のように絡みついて相手の自由を奪い一気に極めてしまいます。
寝技の技術的にはそこまでの差はないと感じますが、試合が長引くとフェザーでの戦いが長いクレベルに軍配が挙がるのではないでしょうか。
まとめ:3ラウンド前半でクレベルの一本勝ち
ここまでの各項目を見ていくと、やはりクレベル優位に思います。
1ラウンドでお互い打撃の距離を測りつつ、何度かのテイクダウン。様子見の展開。
2ラウンドで佐々木憂流迦が積極的にテイクダウンを仕掛けるが決定打はなく、体力だけが削られる展開に。
佐々木憂流迦に疲れが見え始めた3ラウンドでクレベルの引き込みからグラウンド勝負。体力に分があるクレベルの一本勝ち。
私はこのように予想します。
朝倉未来戦のような派手さは無いものの、展開が非常に楽しみな玄人向けのいい試合になるのではと期待しています。
いずれにせよ、佐々木憂流迦にしてみれば勝てば大金星。いまや誰もが戦って名を挙げたいクレベルと試合を組まれたのですから、本人はやる気満々でしょう。
大番狂わせも大いに有り得るので、大会が待ち遠しいです。
大会後には答え合わせもかねてまたブログをアップしますので、その時はお願いします。
それではまた次のブログで。。
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