【SR400】純正のリアサスのブッシュを交換してみます。

2019年8月4日

おはようございます、トレンディパパです♪

4月にSR400を購入してから自分でいろいろとメンテをしてきました。

とりあえず今はカスタムというよりは、「新車の状態に少しでも近づける」という作業に徹しています。なぜなら、純正の状態を知らないのにカスタムしたところで、カスタムパーツの真の実力は分からないと思ったから。

例えば、中古で購入したバイクにすぐに高級なリアサスを取り付けたところで、純正の悪いところも社外品の素晴らしいところも本当の意味で感じ取ることは出来ませんよね?

ラーメン屋さんでラーメンを注文して、一口も食べる前からいきなりコショウを振る人がいますがあれと一緒です。コショウを振る前の状態が自分にとっての最高の味だったらどうするんですか!?少なくとも一口食べてからコショウを振るかどうか決めましょうよ!!その方がコショウのありがたみも分かると思いますよ。

話は逸れましたが、私がSR400をカスタムせずに乗っているのはそんな理由からです。

純正をしっかりと楽しんだ後に、不満な箇所に社外品を取り付けた方が感動も倍増するってもんです。

ということで今回は劣化してきたリアサスのブッシュを交換していきます。

純正リアサス

私のsr400。

走行距離はもうすぐ30000キロに達しようとしています。

前のオーナー様がバイクに詳しい方だったのか分かりませんが、走行距離のわりにきれいな状態を保っています。が、やはり経年による劣化は避けられない部分もちらほら見受けられます。

特にゴムの部品は熱や雨風にさらされ劣化が激しいので、定期的に交換してあげたいですね。

マイSRのリアサス

リアサスと本体をつなぐ部分のブッシュです。

SR400のリアサス

大分ゴムが痩せてへたってきていますし、ひび割れも見られます。まあこんなところの部品を交換しようという人は少ないでしょうし、純正のリアサスを直すくらいなら奮発してカヤバのリアサスを買えよって話ですからね。お金のある方はそうしてください………(´;ω;`)

サスの下側は劣化が激しいですが、上側は特に何ともありませんでした。かかる荷重に違いがあるからでしょうか。

今回は下側のみの交換で様子を見ましょう。

部品の注文

部品はYAMAHAの純正品を用意しました。

型番は 4472221620 です。

【メーカー在庫あり】 ヤマハ純正 ブツシユ リヤクツシヨン 447-22216-20 JP店

価格:259円
(2019/8/4 18:46時点)
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純正品の安心感はまさにプライスレス。この部品だけを注文すると送料が高く感じるので、エンジンオイルやパーツクリーナーなどと一緒に注文した方がいいかもしれません。

交換作業

リアサスの取り外しは非常に簡単で、工具さえあれば誰でも出来ちゃうレベル。

作業は片方ずつ取り外して行った方がスムーズです。

取り外したサスからゴムブッシュを外します。私のはゴムが痩せてしまっていてすぐに取れましたが、ゴムが硬化して外しずらい場合もあるかもしれません。マイナスドライバーなどを駆使してサスに傷付けないように作業していきましょう。

YAMAHA SR400の純正部品

後は新品のブッシュを取り付けるだけなのですが、ここで一手間加えます

ブッシュの内側と外側にシリコングリースを薄く塗ってあげましょう。ここで言う内側と外側とは、実際にサスと取り付けボルトに当たっている部分という意味です。ワッシャー側に塗ってしまうとナットの緩みの原因になるので気を付けてください。

シリコングリースを塗ることによってショック吸収時の無駄なロスを減らし、リアサス本来の動きを邪魔することなく、結果として各部の負担軽減にもつながります。

後は取り付けるだけです。

トルクレンチを持っている方は既定のトルクを調べて、規定値で締め付けることをおススメします。強く締めればいいってもんじゃありません。

まとめ&交換後の試走

交換後に近所を軽く流してきました。そしたらなんと、

乗り心地が以前とは比べ物にならないくらいに改善しました!!!………………みたいなことを書きたかったんですが、以前と全く変わりません(笑)。というか分かりません(笑)。

まあ、ブッシュ交換なんて体感できるほどの効果は期待できないので、あくまで自己満足の世界です。

でもこれでまだまだ純正スタイルを味わえますね。

SR400は基本設計が古いので、純正の乗り味は他のバイクとは雲泥の差があります。だからこそ社外品を付けた時に体感できるほど効果が表れると言われています。

私も現在の純正SR400の乗り味をしっかり体に染み込ませて、いつの日か交換するであろう社外パーツの感動を楽しみにこれからもバイクライフを続けていきたいと思います。

それではまた次のブログで。