【フリースタイルダンジョン】ラスボスr-指定の弱点と攻略法をこっそり教えます。

2019年6月3日

おはようございますトレンディパパです♪

ついに般若がラスボス交代してしまいましたね!

以前のブログでそのことについて触れてはいましたが、いざ交代となるとやはり寂しいものです。

➡➡フリースタイルダンジョンがつまらなくなった理由とは?

 

そして新たなラスボスはなんとあの「r-指定」!!

ネットではますます無理ゲーになったとの声も上がっていますが果たして本当にそうでしょうか。

実は私はそうは思いません。むしろ般若がラスボスだった時よりも攻略法はあると考えています。

ここではこれからの日本のヒップホップを担っていく若者達のために、rの弱点と攻略法をこっそり教えちゃいましょう。他言厳禁。

なぜ般若がラスボスだったのか

r-指定の話をする前に考察していかなければならないのは、そもそもなぜ般若がラスボスに選ばれていたのか。そして、賛否はあったにせよ、なぜ長きに渡って活躍出来ていたのかを考えてみましょう。

実はここにr-指定攻略のヒントが隠されています。

 

般若はB-BOY PARKのMCバトルのころがバトルMCとしての全盛期だったと言えるでしょう。その頃の般若はまだ駆け出しの怖いもの知らずで、各地のイベントで勝手にステージに上がりマイクジャックしていたというのはあまりにも有名な話。

大会での成績は惜しくも準優勝でしたが、その結果に納得がいかず、トロフィーを投げつけて帰ったのももはや伝説級の黒歴史でしょう。

そこから般若はバトルシーンからしばし離れます。

ソロとなった彼は音源でも客演でもしっかりと結果を残していきます。

彼自身の言葉を借りるのならば「バトルはお金のかからない宣伝」。まさにその言葉通りにバトルを音源に結び付けて知名度を上げていきました。

そして伝説のUMB2008

般若は突如としてバトルシーンに帰ってきます。B-BOY PARKでの忘れ物を取りに来たかのように破竹の勢いで勝ち進み、あれよあれよという間に優勝をかっさらっていきました。

セコンドを付けずにたった一人で大阪に乗り込んでいき、控え室でも誰とも口をきかないという格闘家のような姿は男も惚れるカッコ良さ。この大会で般若は数々のパンチラインを残してまたバトルシーンを後にします。

この後の般若はさらに勢いを増し、順調な音楽活動のほかにも映画やドラマに役者として出演するなど、その活躍は多岐に渡ります。

そして人気番組フリースタイルダンジョンが始まるときに、ジブラによってラスボスとして招集されたわけです。

 

前置きが長くなりましたが、なぜジブラは般若を選んだのか。

 

まずラスボスを選ぶ条件としては、誰もが認めるカリスマ性と強さが必要です。

強さの面で言えば、般若はバトルシーンを離れているとはいえ、過去の大会の成績を見れば強いと言っても問題はないでしょう。

次にカリスマ性ですが、これを一言で言うなれば「レアな存在」であることが大事です。ほかの現役バトルMCはその辺の大会に行けばすぐに見られるし、話そうと思えば誰でも接触することが可能です。

ですが般若はそうはいきません。誰もが知る人気MCなのでライブの規模もでかく、出待ちなども難しい。ましてやその辺のバトルには出ないとなれば芸能人クラスのレア度でしょう。

強さとレア度を兼ね備えたMCといえばそうは多くありません。パッと思いつくのはKREVAくらいです。ですがKREVAとジブラの関係性を考えれば必然的に般若に白羽の矢が立つのは想像に難くありません。

以上が般若がラスボスに選ばれた理由でしょう。

般若とr-指定の違い

般若のラスボスとしての適性は前述した通りです。ではr-指定はどうでしょうか。

まず圧倒的な強さは説明不要です。般若の比ではないでしょう。

ですがカリスマ性では般若に軍配があがります。

r-指定はメジャーデビューを果たし、音源の売れ行きも好調、数々の野外フェスやラジオ出演など、バトルから音楽活動へ繋げた成功例ともいえる活躍です。

しかしながら彼はその親しみやすいキャラクターと若さゆえに、般若ほどのカリスマ性を感じません。

仮に、般若と会った時とr-指定と会った時、どちらが嬉しいですか?どちらが緊張しますか?

それが答えです。

例えるなら、般若がラスボスだった時のダンジョンが「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」のような「非現実的なRPG」だとしたら、r-指定がラスボスのダンジョンは「スーパーマリオブラザーズ」のような「親近感のあるアクションゲーム」です。

セフィロスを倒すのとクッパを倒すのではどちらが大変かということです(笑)。ちょっと強引ですけど。

r-指定の弱点&攻略法

いよいよここから本題です。あくまで私の意見ですから、信じるか信じないかはあなた次第です(笑)。

①たまに調子が悪い時がある

鉄壁に見えるr-指定ですが、ダンジョンモンスター時代には何度か敗北を喫しています。

私が思うに晋平太以外は、相手が強かったというよりもr-指定の調子が悪かったとみる方が自然な気がします。

r-指定は調子が悪い時、無駄に言葉を詰め込み過ぎて軽いライムを連打する傾向にあります。

ダンジョン四人目の重圧と、若さと生まれつきのメンタルの弱さが露呈する形となり、実力を出し切れないままに負けてしまうパターンですね。それでもここまで結果を残している彼はれっきとした天才であることは間違いありません。

ではどうやってその弱点を突くのか。

r-指定が負けた相手はいずれも会場を味方につけていました。

ダンジョン制覇への期待やラスボスを引きずり出しそうな期待がチャレンジャーを後押しし、結果その流れを保ったままr-指定撃破をやってのけたのです。

なのでこれからダンジョンに挑み、見事にラスボスr-指定までたどり着いたチャレンジャーは必ず「先行」を選んでください。その意気込みと男らしさが会場と審査員を味方に付け、結果としてそれが勢いへと繋がりますから。

②r-指定は先行でも強い

チャレンジャーが先行を選んだ方がいい理由はもう一つあります。

後攻が有利とされるmcバトルですが、r-指定は先行でも強いのです。その理由は、自分より先に戦ったモンスターたちの試合傾向から相手を分析し、丸裸にした状態で、ある程度言うことを決めてから試合に臨むからです。

ただでさえ強いのにそんなことをされたんでは手も足も出ませんよね。

そこで先行を取ってください。

あらかじめ用意されたフレーズを決め打ちされて、何にもアンサーを返せないよりはよっぽどマシですから。

③肩透かし系の相手に弱い

崇勲をはじめとする相手のディスを受け流すいわゆる「肩透かし系」のラッパーに弱いです。r-指定が熱くなればなるほど、どんどん空回りして実力を出せないでしょう。

最近の例で言えば、ダンジョン制覇した時のリックジーは肩透かし系ですよね。

相手の言葉を適当に韻踏んでアンサーを返したようにみせて、ディスの部分は全く相手にしないで自分の言いたいことだけ言うスタイル。

私はあまりあのスタイルは好きではありませんが、結果を残したのだから仕方ありません。

あの時のリックジーがr-指定と戦ったなら、多分リックジーが勝っていたと思います。

肩透かし系に対する攻略法をr-指定はまだ見つけられていないのではないでしょうか。

 

④闘争心が弱まってきている

UMBに出ていたころのr-指定は、これから名前を売ってやるという意気込みで闘争心に満ち溢れていました。ですが最近の彼はどうでしょうか。

ハッキリ言って十分に知名度はあるし、生活にも困っていません。バトルに強いのも証明済みだし、わざわざラスボスの重圧を背負ってまで100万円を守るのも、彼にしてみればそこまで価値があることではないのかもしれません。

最近のバトルを見てもそのことは明らかです。

昔のように声を荒げて感情むき出しにしてまで勝ちたいという風にはどうしても見えないですよね。

チャレンジャー側からすればそこが突きどころです。

「牙を失ったジブラの犬には負ける気がしない」的なことを言えば、会場は一気に沸くでしょう。なぜならみんながそう思っているから。

⑤モンスター達のやる気

r-指定がラスボスになって他のモンスター達の覇気も下がるでしょう。般若はリスペクトしていたけど、r-指定はつい最近までバッチバチに戦っていた相手ですから。

それに自分が負けてもr-指定が何とかしてくれるという甘えも生じるでしょう。そういう意味ではラスボス到達の回数は今までよりも増えるかもしれませんね。

⑥般若ほどリスペクトされていない

今まで般若まで到達してきたチャレンジャーは皆、「般若に影響を受けた」的な発言をしている方が多いです。

憧れの般若と相対した時に緊張して飲まれてしまうパターンで勝利を逃していたように思えます。

r-指定ではどうでしょうか。

r-指定のことはみんなが大好きです。彼をきらいな人はまずいないでしょう。ですが、彼をきっかけにラップを始めた人や彼に影響を受けた人って、まだまだ般若より少ないですよね。

そこが狙い目です。セフィロス相手にガッチガチになっていたチャレンジャーもクッパ相手ならやる気も出てくるのではないでしょうか。少なくとも般若よりは緊張はしないはずですよ。

まとめ

ここまで無理やりr-指定の弱点を探してみましたが、やっぱり彼はめっちゃ強いですよ(笑)。

先行を取って勢いで攻めまくるのが一番の攻略法な気がします。下手に小手先のライムで勝負しても一発で踏みつけられてブーメランが落ちですから。

この記事を読んだみなさんが少しでもダンジョン制覇に近づけることを願っています。

それではまた次のブログで。