【RIZINフェザー級】タイトルマッチがなぜクレベルでも朝倉未来でもなく斎藤裕なのか。

こんにちはトレンディパパです♪

ますます盛り上がりを見せる国内最大級の格闘技イベント「RIZIN」。

外国勢の入国制限が緩和され、さらなる混沌へと向かうライジンから今回は、「フェザー級」戦線について考察していきましょう。

ライジンフェザー級の現在

現在のライジンフェザー級にはベルトが存在します。なぜこういう言い方をするかと言うと、ベルトが存在しない階級もあるから。

ベルトがあるということは、その階級では最強のチャンピオンがいるということ。

ここからは私の独断と偏見でフェザー級の順位付けをしながら解説をしていきます。

王者・牛久 絢太郎

現在のライジンフェザー級のチャンピオンに君臨するのは、牛久 絢太郎選手。彼はDEEPという団体に所属していて、そちらでもフェザー級で登録されています。

2020年に、当時DEEPフェザー級王者だった弥益ドミネーター聡志選手に挑戦し、見事に勝利を納めチャンピオンの座を手にしました。

2021年10月24日、突如ライジンに参戦し、当時RIZINフェザー級王者だった斎藤裕選手を下し、初参戦にしていきなりチャンピオンの座に君臨。

ライジンは初参戦の他団体の選手にあっさりベルトを持っていかれる浅い団体として世間から嘲笑を受けました。

1位・クレベルコイケ

同階級で現状1位なのは間違いなくボンサイ柔術代表のクレベルコイケ選手でしょう。

2020年12月にライジンに参戦してからは負け無しの4連勝。しかも全て一本勝ちを収めるという悪魔的な寝技の強さです。

2021年10月24日開催の大会時に、当時フェザー級チャンピオンだった斎藤裕選手とのタイトルマッチの打診を受けましたが、体重が落ちないという理由でまさかの辞退。。。。。。

そのことからのいざこざで団体CEOの榊原代表の逆鱗に触れ、一時期干されかけていましたが、チャンピオンがあっさり交代してしまった事による混沌状態を打破するために再び招集。復帰一戦目にして佐々木憂流迦選手を下し、寝技の健在ぶりをアピールしました。

2位・朝倉未来

2018年8月、初めてライジンに参戦してから現在に至るまでずっと人気者の朝倉未来選手。

参戦から数試合は連勝を重ねていましたが、斎藤裕・クレベルコイケの両名に敗北を喫し、練習嫌いだった彼はそこから猛練習を重ね、20代後半からでも強くなれるということを証明中。

斎藤裕には見事にリベンジを果たし、次の標的はクレベルコイケだと噂されています。

3位・斎藤裕

2020年8月ライジン初参戦。Rebel FCフェザー級王者の摩嶋一整と対戦し、見事にライジン初勝利を収めています。

2020年11月、RIZIN25のRIZIN初代フェザー級王座決定戦で朝倉未来と初めて拳を交えます。

前評判では朝倉未来有利かと囁かれていましたが、要所要所でグラウンドでポイントを重ね、判定で朝倉未来を下しました。

2021年10月、フェザー級タイトルマッチで挑戦者の牛久 絢太郎に敗北。序盤からペースを掴んでいたかに見えましたが、2R4分26秒ドクターストップによるTKO負けという悔しい結果に本人も人目をはばからずに涙していました。

タイトル挑戦権が斎藤裕になった理由

ライジンは4月17日開催の大会で、王者・牛久選手へのタイトル挑戦を斎藤裕選手に決めました。

これには関係者のみならず、我々ファンも驚きを隠せません。

ここまでのライジンフェザー級の経緯を見てみれば、順当にいけばクレベルがベルト挑戦に一番近い存在だと予想できます。去年ベルトを奪われてから朝倉未来にも敗北していて、明らかに調子を落としている斎藤裕にその椅子を任せるのはどうなんだというのが正直なところ。

榊原代表はそれっぽい理由をつけてくるでしょうが、そこには団体の思惑や、大人の事情が入り込んでいると考えてしまうのは私だけではないでしょう。

①ベルトをもう一度ライジンに戻したい

牛久選手はDEEP所属の選手で、斎藤裕選手は修斗のベルトを返上してライジン一本に専念しています。

ライジン側としてはやはり、突如やってきたDEEPの選手にベルトを巻かれたことで、団体の顔に傷をつけられたと考えていてもおかしくはありません。

前回の牛久VS斎藤戦は、ドクターストップがなければどちらに転んでもおかしくない展開でした。斎藤選手は悔しさをバネに出来るタイプなので、もう一度戦えばベルトをライジンに戻すことも難しい話ではないという考えから、挑戦者に選ばれたのかもしれません。

②朝倉未来の寿命を少しでも伸ばしたい

正確に言うと、ライジン側が少しでも長く朝倉未来にはスターでいてもらいたいという考えがあるはずです。

なぜなら一番興行収入が期待できるのが朝倉未来だから。

クレベル選手が牛久選手と戦えば十中八九クレベル選手が勝つでしょう。

そしてベルトを巻いたクレベル選手に朝倉未来が挑戦するという素晴らしい流れですが、残念ながら朝倉未来がクレベルに勝つ状況が想像できません。同じ相手に2度も負けたら、プライドの高い彼は格闘技から退いてしまうことも考えられます。

そうなるとライジンは金のなる木を失うことに。。。。。

ライジンの考えはおそらくこうです。

牛久選手と斎藤選手を戦わせ、あわよくば斎藤裕に勝ってもらいたい。

今年の夏あたりに、タイトル戦で破れた方と朝倉未来が戦わせる

タイトル戦で勝ったほうとクレベルがベルトを賭け戦い、おそらくクレベルが勝ちチャンピオンになる。

年末に王者クレベルに朝倉未来が挑戦する。そこで興行収入が過去イチとなる。。あわよくば朝倉未来に勝ってほしい。

という流れを想定しているのではないでしょうか。

まさに大人の事情ですが、面白そうではあります。

➡➡朝倉海が今後勝てなくなる理由!

まとめ

いかがでしょうか。

あくまで私の想像の域をでませんが、あながち突飛な考察ではないと思いませんか。

少なくともライジン側が朝倉未来を特別扱いしているのは明白ですし、そうされるだけのカリスマ性と集客力が彼にはありますから当然といえば当然ですが。。。

いずれにせよ、次の牛久選手と斎藤選手の試合結果は、今後のフェザー級に大きな影響を与える一戦になるでしょう!!楽しみです。

それではまた次のブログで。。